いつから塾に通わせる?

「子どもを塾・学習塾に通わせようと考えているけど、いつから塾を利用しているの?」「塾は中学生からでは遅い?」「小学生のうちから塾に通うのはまだ早い?」など、周りの動きも気になるところ。この記事では、文部科学省が実施した平成26年度 子供の学習費調査の結果から、各学年・年齢別、公立・私立別に塾の利用状況をまとめてみました。これから塾を利用しようと考えている方や、将来いつから塾に通わせるか検討している方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

いつから塾に通わせる?中学生(中1~中3)の学習塾等の利用状況

公立:学習塾の利用状況をまとめました

■公立の場合

公立に通っている、中学1年生~中学3年生までの学習塾費、家庭教師費、芸術文化活動、教養・その他について、文部科学省の資料をもとに、表やグラフにまとめてみました。
数値は各項目に対する「支出率」を表しています。「支出率」とは各経費を支出した方の比率(%)のことを指しています。(各項目の経費として計上している内容詳細はこちら)

学習塾費 家庭教師費 芸術文化活動 教養・その他
中1 60.6% 27.6% 24.0% 26.3%
中2 65.3% 30.3% 17.5% 18.0%
中3 84.3% 22.3% 20.3% 16.8%

公立:学習塾費等の支出率(中学生)

出典:文部科学省「子どもの学習費調査 平成26年度」

私立:学習塾の利用状況をまとめました

■私立の場合

続いては、私立に通っている、中学1年生~中学3年生までの学習塾費、家庭教師費、芸術文化活動、教養・その他について、公立と同様に、文部科学省の資料をもとに表やグラフにまとめてみました。
数値は各項目に対する「支出率」を表しています。「支出率」とは各経費を支出した方の比率(%)のことを指しています。(各項目の経費として計上している内容詳細はこちら)

学習塾費 家庭教師費 芸術文化活動 教養・その他
中1 49.8% 28.4% 30.2% 23.3%
中2 55.6% 23.3% 26.7% 20.9%
中3 55.7% 17.3% 33.4% 18.5%

私立:学習塾費等の支出率(中学生)

出典:文部科学省「子どもの学習費調査 平成26年度」

中学生(中1~中3)の調査結果をみてみると、小学生と同様に、学年が上がるごとに学習塾費の支出率も高くなっています。特に公立中学生の場合、中1で60.6%、中2で65.3と支出率は小学生から急激に上昇し、驚くべきことに中3では84.3%という非常に高い水準となっています。これは、1クラス40人在籍していると仮定した場合、約33~34人は何らかの形で学習塾を利用していることになります。「平成26年度 子どもの学習費調査」では小学校入学前の3歳~高校3年生までの学習塾費の支出率が公表されていますが、公立中学3年生は最も高い結果です。

一方で、私立中学生の場合は中1で49.8%、中2で55.6%、中3で55.7%という結果であり、高い数値ではありますが、公立中学生と比べるといずれの学年も下回っていることが分かります。一概には言えませんが、私立の場合「学校内で行う補習授業が充実している」、「中高一貫校の為、高校受験に向けて塾に通う必要がない」などの要因が予測されます。(それでも約半数以上の方は塾を利用しているのですが)

但し、小学生の記事でも触れましたが、この学習塾費の中には模擬テストや講習会費も含まれている為、定期的に通塾していた方だけではなく、模擬テストだけの受験や夏期講習などの期間限定の講習だけを受講した方も含まれています。塾への支出率が高いことには変わりはありませんが、ご注意ください。
なお、中学生になると、習い事(芸術文化活動、教養・その他)への支出率は落ち着いてきています。


■各経費の詳細、定義

  • ・学習塾費
  • :学習塾へ通うために支出した全ての経費で、入会金、授業料(月謝)、講習会費、教材費、通っている学習塾での模擬テスト代、学習塾への交通費
  • ・家庭教師費
  • :家庭教師への月謝(謝礼)、教材費また、通信添削などの通信教育を受けるために支出した経費
  • ・芸術文化活動(月謝等)
  • :ピアノ、舞踊、絵画等を習うために支出した費用
  • ・教養・その他(月謝等)
  • :習字、そろばん、外国語会話等を習うために支出した費用

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